2023年2月の小教区報

玉里小教区報2,023年2月号

2月の司祭のことば

2月11日は 世界病者の日

1858年2月11日、フランスのルルドの洞窟で、無原罪の聖母がベルナデッタに初めて現れました。
この記念の日を教皇ヨハネ・パウロ二世は、1993年に「世界病者の日」と制定されました。

「同じ信仰の道を歩むものとして、体調を崩したり、疲れや想定外のことで途中で動けなくなったりする人がいるのは当たり前のことです。そういうときにこそ、私たちは自分の歩みを確認できます。つまり、本当にいっしょに歩んでいるのか、それとも同じ道にはいても、それぞれ自己の利益を優先し、我が道を行っていないかということです。

皆さんによく考えてみてほしいのは、まさに虚弱さや病を知ることで、近しさ、あわれみ、優しさという神の流儀をもってともに歩むことを学ぶのだ、ということです。そして、こういう弱さを経験することによって、私たちは神の民から追い出されるのではなく、むしろ主のいちばんの関心の的となるのです。

主は御父であり、ご自分の子らが旅の途中で一人として失われることを望まない方です。真にともに歩む共同体となるには、その神から学ばなければなりません。」(2023年第31回「世界病者の日」教皇メッセージより)

その神の思いが「よいサマリア人のたとえ」(ルカ10、30~)を通して教えられているようです。

2月号プレビュー画面

ダウンロードはこちらから

タイトルとURLをコピーしました