12月の司祭のことば
始まり
降節第一主日から「新しいミサ式次第」でのミサが始まりました。それぞれの準備を通しての始まり。どんな思いで当日を迎えたのでしょうか。四十四年ぶりのミサ典礼書の変更ということで、それぞれにいろいろな思いがあったのではないでしょうか。
第二バチカン公会議を境にその思いもまた違ったものがあると思います。また「新しいミサ式次第」の始まりは、典礼暦A年の始まり、主のご降誕を迎える準備の始まりでもあります。
そしてもうひとつ、来年迎える「玉里小教区発足五十周年」に向けての小教区共同体の始まりにもしてもらいたいと思います。
小教区スローガン「全ては主とともに、全員参加の共同体」呼び集められた者の集いである教会。その集められた者が、心をひとつにして参加するミサ。そのミサを通して派遣される私たちが、主がともにいてくださることを自覚して、喜びのうちにひとつひとつの「始まり」を感じ、感じたことを支えに、それぞれの準備を通して先ずは、主のご降誕を迎えましょう。