11月の司祭のことば
新しいミサ式次第
待降節第一主日からいよいよ「新しいミサ式次第」によるミサが始まります。
十分ではありませんが、信徒の皆さんと準備しながらミサについてのカテケジスもすることができました。
1978年12月現在の「ミサ典礼書」が発行された時のことは記憶にあまりありませんが、教会にとって司祭信徒にとっても大きな出来事ではなかったでしょうか。
今回の変更は、44年ぶりということで様々な不安はあると思いますが、ラテン語規範版により忠実な翻訳として、また典礼秘跡省から正式に認証を受けたものであることを忘れてはならないと思います。
ある司祭のことば。
「幼児洗礼の人も未受洗者の人も、初めてミサに参加した時のことを覚えているでしょうか。司祭は、叙階され初めてミサを主司式した時のことを覚えているでしょうか。信徒は初めてミサに参加した時の戸惑いや驚きを、司祭はミサを初めて司式した時の畏れと喜びを、この機会に思い出せたらと。」