10月の司祭のことば
傾聴と識別
「霊における会話」=2023年に開催された「シノドス」において実施された枢機卿、司教、信徒を交えて実施された分かち合いの姿です。『この姿、歩みこそが「真の聞き取り(霊による会話)」を通して、「識別(神の望みを選びとる)」を行い、「いのちと活力」を私たちのすべての共同体に吹き込ませていくための旅が始まった』と、シノドス事務局が発表した手引書を通して示されています。
この「霊における会話」を今月開催される教区評議会で行うことになりました。司祭、助祭、修道者、各小教区男女信徒が参加し、いくつかのテーマのもとそれぞれの思いを傾聴し、私たち教区民一人ひとりが、聖霊の働きのもと何をすべきかを識別する体験ができる評議会になればと思います。その後、体験したことが各小教区でいろいろな形で広がっていくきっかけとなる実りを祈り求めましょう。
玉里教会主任司祭 泉浩二神父