2024年2月の小教区報

玉里小教区報【2024年2月号】

玉里小教区報【2024年2月号】

2月の司祭のことば

2月25日「教区の日」

1955年2月25日、鹿児島知牧区は司教区に昇格。初代司教には里脇浅次郎師が任命されました。その後、糸永真一司教 郡山健次郎司教 中野裕明司教と引き継がれています。

知牧区とは、教区がまだ設置されていない宣教地域に設立された管轄の一形態になります。1927年3月18日、鹿児島、沖縄両県は長崎教区から分離され、鹿児島使徒座知牧区となりました。第2次世界大戦後、アメリカ合衆国の占領下に置かれた沖縄と奄美諸島は、1947年ローマ教皇庁直轄の地域となりました(奄美諸島は1953年12月25日、日本に復帰)。1955年5月8日、奄美諸島は鹿児島教区に正式に移管されました。

現司教座聖堂(カテドラル)である三代目ザビエル教会は、1999年9月15日ザビエル渡来450年祭に合わせ献堂され、この日を「教区の日」としてきました。中野裕明司教は、「教区としては、使徒座知牧区から教区に昇格した日を教区の日として記念するのが相応しい」とされ、2月25日を「教区の日」とされました。

玉里教会主任司祭 泉浩二 神父

2月号プレビュー画面

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