4月の司祭のことば
「主のご復活おめでとうございます」
コロナ感染拡大の影響を受けながら年間の典礼を過ごしてきましたが、今年はマスク着用も緩和されての聖週間、主の復活の喜びを迎えることができました。
昨年までとは違う気持ちで、喜びをともにすることができたのではないでしょうか。私自身も玉里教会での初めてのご復活を迎え、また違った喜びを感じることができました。
ご復活という共通の喜びを迎えた私たち。共通なものだからこそ、その喜びは大きく、共通なものだからこそ、他への広がりも大きなものになるのではないでしょうか。
『主の復活=この世の罪と死を打ち砕き、勝利と永遠のいのちを私たちにもたらしたキリスト=父なる神が子であるキリストを通して示された愛。』
毎年迎える主の復活は、この私たちへの愛を改めて感じさせてくれるもの、約束してくださった「ともに」の実現でもあります。そしてその感じた愛は、うちに留めておくものではなく、外へ、そして人とのかかわりの中で生きなければならないものであることを新たにしましょう。