2020年9月の小教区報

今月号の司祭のことば

カトリック信者は何を信じているのか
—-「主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ」
まず、この文章を読む前に「ルカ1:26-37」を大きな声で読んでみることを勧める。ガブリエル天使は「聖霊があなたに臨み、いと高き方の力があなたを覆う」と言う。

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ルカ福音書1:26-37

1:26六か月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。
1:27ダビデ家のヨセフという人のいいなずけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。
1:28天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」
1:29マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。
1:30すると、天使は言った。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。
1:31あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。
1:32その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。
1:33彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」
1:34マリアは天使に言った。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」
1:35天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。
1:36あなたの親類のエリサベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。
1:37神にできないことは何一つない。」

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