玉里小教区報【2025年8月号】
8月の司祭のことば
戦後80年司教団メッセージ(抜粋)
今年、わたしたちは戦後80年を迎えました。この節目の年にあたり、あらためていのちを奪われた人々、さまざまなかたちで尊厳を侵害された人々、また破壊された自然環境を心に留め、祈りをささげます。
聖書が語る「平和(シャローム)」は、もともと「欠けたところのない状態」という意味をもつことばです。
その意味で、平和は、単に戦争や争いがない状態なのではなく、この世界が神の前に欠けるところのない状態、すなわち神がきわめてよいものとして造られたこの世界のすべてが、それぞれ尊重され、調和のうちにある状態のことだといえるでしょう。
ですから、平和のために働こうとするとき、わたしたち自身の神との関係、人々との関係、自然環境との関係を振り返り、神の前に望ましい関係であろうと回心し、対話することなしには前に進めません。
平和を望むすべての皆様、若者の皆様、この80年の間、幾世代にもわたって受け継がれてきた平和への歩みを自らのものとし、希望を携え、平和を紡ぐ旅をともに歩み続けてまいりましょう。
玉里教会主任司祭 泉浩二神父
